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協議会からのお知らせ・活動報告

21.08.20

『滋賀県がん教育スピーカーバンク』設立について

 

滋賀県がん患者団体連絡協議会
会長 菊井 津多子


 

この度、当協議会はがん患者などの外部講師を用いたがん教育を滋賀県内で隔たりなく推進する為、『滋賀県がん教育スピーカーバンク』を設立します。


第3期のがん対策推進基本計画(平成30年3月)には,「がん教育・がんに関する知識の普及啓発」について,「健康については、子どもの頃から教育を受けることが重要であり、子どもが健康と命の大切さについて学び、自らの健康を適切に管理するとともに、がんに対する正しい知識、がん患者への理解及び命の大切さ に対する認識を深めることが大切である」「これらをより一層効果的なものとするため、医師やがん患者・経験者等の外部講師を活用し、子どもに、がんの正しい知識やがん患者・経験者の声を伝えることが重要である」と示されています。 現在、がん教育は文部科学省が学習指導要領に位置づけられ、滋賀県でも各学校で授業が行われています。


私たちはこれまで高島市の中学校を始めとして、県内の小、中、高等学校において、がん教育外部講師として,がんの体験をもとに,健康と命の大切さについて伝えてきました。授業後の感想から、私たちの体験が子供たちの将来、生きることを応援できると実感し、外部講師を活用したがん教育に大いに意義を感じています。


ところが、滋賀県内では、外部講師を用いたがん教育にはまだまだ地域差があります。そこで、県内で隔たりなく子供たちにがん教育が行われる為に、外部講師派遣体制を整え、滋賀県の子供たちの将来に私たちのがん体験が貢献出来たらと考えました。


 

『滋賀県がん教育スピーカーバンク』の役割は、主に

● 外部講師派遣依頼に対応

● 外部講師派遣依頼に対応できるスムーズな体制づくり

● がん患者、経験者の外部講師(スピーカー)の養成、登録です。


 


お問い合わせ

滋賀県がん教育スピーカーバンク事務局

電話:080-9380-2730(菊井)

メール:speakerbank@cancer-patients.shiga.jp


 


>>>>『滋賀県がん教育スピーカーバンク』はこちらをご確認ください。